La Touche Musicale の変換アプリには、3つのモードがあります:
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採譜(単独楽器)
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楽器分離(ミックス)+採譜
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メロディー/アレンジ(演奏しやすい形に最適化)
1) 採譜:楽器の演奏を忠実に再現する(音を1つずつ)
採譜モードは、音源の中で対象楽器(ターゲット楽器)が実際に演奏している内容を、できる限り正確に取り出すためのモードです。
欲しい楽器が音源にはっきり含まれていて、かつ明瞭に聴こえる場合に適しています。
採譜には状況が 2つ あり、それぞれに対応する 2種類の採譜モードがあります:単独楽器/ミックス内の楽器。
モードA — 単独楽器の採譜(音を1つずつ)
音源に対象楽器だけが入っている場合(歌声や他の楽器が入っていない)に使います。
例:ピアノソロ、ギターソロ、アカペラ(歌のみ)。
得られるもの:音源で演奏されている内容を音を1つずつ採譜したデータ。
このモードが最も安定しやすい理由:楽器が単独だと、AIにとって“音の競合”が少なく、音の抜けや誤った割り当てが起きにくくなります。
ただし、歌声、ドラム、ベース、ギター、シンセなどが、たとえ小さくても入っている場合は避けてください。
その場合は モードB(ミックス) を選んでください。
モードB — 楽器分離(ミックス)+採譜(音を1つずつ)
音源に複数の楽器が含まれていて、その中に対象楽器も入っている場合に使います。
例:ピアノ+歌+ギター、ギター+ドラム、歌+楽器。
アプリが行うこと:
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ミックス音源から、対象楽器を可能な限り分離します。
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その後、分離した対象楽器のパートを音を1つずつ採譜します。
得られるもの:対象楽器のパートを、できる限り他の音から分離したうえで作成した音単位の採譜結果。
重要ポイント:精度はミックスの状態に大きく左右されます。
対象楽器がはっきり聴こえ、前に出ているほど、音の抜けが少なくなります。
2) メロディー/アレンジ:あなたの楽器で弾ける形に最適化する
メロディー/アレンジモードは、出力したい楽器で演奏しやすいように最適化した譜面を作るためのモードです(音域、弾きやすさ、楽器に応じたボイシング/伴奏など)。
ここでの目的は、既存のパートをそのまま再現することではなく、音楽的に自然で、メロディックで、実際に弾ける形にまとめることです。
次のような場合に適しています:
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音源が制作された曲/複雑なミックス(ポップスで歌入りなど)
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「忠実な抽出」よりも、メロディー+伴奏の演奏しやすい譜面が欲しい
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出力したい楽器が音源に含まれていない
具体例:正しい選び方
例1 — フル曲(ミックス)→ 演奏しやすいピアノ版
音源にギター、歌、ドラム、ベースが入っていて、ピアノで弾ける形(メロディー+伴奏)の譜面とMIDIが欲しい。
→ 推奨:PianoConvert + メロディー/アレンジ(採譜できる明確なピアノパートがありません)。
例2 — 単独楽器 → 忠実な採譜
YouTubeリンクがギターのみで、演奏者が弾いている内容をそのまま再現したい(譜面+タブ)。
→ 推奨:GuitarConvert + 単独楽器の採譜。
例3 — ミックス内の楽器 → 分離+採譜
音源にピアノ+歌+ドラムが入っていて、ピアノパートだけを原曲どおりに取り出したい。
→ 推奨:PianoConvert + ピアノ分離(ミックス)。
よくある2つのケース(失敗を避けるには)
ケース1 —「フル曲からピアノ譜が欲しい」
ポップス(歌+ドラム+ベース+シンセ)を入れて、使えるピアノ譜が欲しい。
落とし穴:採譜を選ぶ(抽出できる明確なピアノトラックがありません)。
→ 推奨:PianoConvert + メロディー/アレンジ。
ケース2 —「ミックスの中の楽器を採譜したいが、埋もれている」
背景に埋もれているギターパートを採譜したい。
落とし穴:対象楽器が聴こえにくいのに、完全な採譜を期待する。
→ 推奨:楽器が目立つ箇所で 分離(ミックス) を試す/目的が「弾ける譜面」なら メロディー/アレンジ を選ぶ。
10秒で選ぶ方法
1. 出力したい楽器は、音源に本当に入っていますか?
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はい → 採譜が可能
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いいえ → メロディー/アレンジがおすすめ
2. 採譜したい場合:対象楽器は単独ですか?ミックスですか?
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単独 → 単独楽器の採譜
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ミックス → 分離(ミックス)+採譜
3. 「原曲に忠実」か「演奏しやすい形」か?
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忠実 → 採譜(単独/分離は音源に応じて)
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演奏しやすい形 → メロディー/アレンジ
さらに詳しく
「使い方(インポート → モード選択 → オプション → 変換 → ダウンロード)」
「検出された楽器:表示の見方と修正方法」
